2025.03.19
投稿日:2025.10.14

折半屋根とは、工場や倉庫、車庫などの屋根によく使われている屋根で、これらは金属製のため定期的なメンテナンスが必須となります。
先にもお話しした通り、折半屋根は金属製に加え、特にボルト部分に錆びが生じやすい性質を持っています。
錆が発生してしまうと、ボルト固定のために空けていた穴を通じて、雨漏れに繋がる恐れもあります。
そのため、折半屋根の場合は定期的なメンテナンスが必須なのです。
ただし「塗装」で保護することにより防ぐことができます。
一般的な塗り替えの工程は
1.下地処理
2.下塗り
3.中塗り
4.上塗り
この過程の中で塗装全般で特に大事なのが 【1.下地処理】 です。
折半屋根のように鉄部であれば如何に錆発生部の面倒をみるかです。
折半屋根の中でも「どれだけボルト部分の錆状況」を踏まえた施工を行うか?によって、実際の耐用年数などにも大きな差が出てきます。
・特にボルト部分の面倒をみないでそのままの状態で普段通りの塗装をする。
・ボルトキャップは取付するが隠れてしまうからと錆びたままボルトキャップを取付て塗装する。
・塗装工程完了後に最後にボルトキャップを取り付ける。
この様にボルト部分だけみても対応の仕方は会社によって様々なのです。
ジンバ塗装ではまずボルトをケレン、錆止め塗装、ボルトキャップ取り付けをしてから塗装します。
ボルトキャップも塗装することにより耐久性もあがり長持ちします。

ケレン

錆止め

ボルトキャップ取り付け

塗装完了
屋根は目の届かない場所も多く、長い間放置してしまい状態が悪くなってしまう場合もあります。

このようにメンテナンスが遅いと錆が広がってしまい、工事の費用も増える場合があります。
通常の作業にプラスしてケレン作業、錆止め補修塗りの工程が増えるからです。
劣化した箇所から雨漏れしてしまうなど、最悪な状況になる前にメンテナンスをしましょう。
折半屋根は金属ですので定期的なメンテナンスが必要不可欠、塗装の際は遮熱塗料をオススメします。